大腸ガン 初期症状 痔

大腸ガンの初期症状としての下血・血便は痔と勘違いされがちだ。

大腸がんの初期症状に、下血や血便があります。

 

これがよく痔に間違われることがあるのです。

 

では、何故下血や血便が発生するのでしょうか?

 

大腸がんに限りませんが、消化器系のがんでは、腸管内側の粘膜細胞の部分に悪性のポリープが発生し、これががんになる線腫に成長してがんが起こります。

 

この悪性の腫瘍は、成長するためには多くの栄養分や酸素を必要とします。

 

このために、周囲の器官や細胞から自らの細胞内に血管を新たに引き込む必要に迫られます。

 

ガン細胞の周辺では、通常は、多くの新生血管が活発に作られています。

 

ガン細胞に引き込まれる新生血管とは、いわば突貫工事で敷設される水道の配管のようなものです。すなわち、大変に薄くもろい構造なのです。

 

大腸内に出来るガン細胞でも同様の事態が起こっています。

 

したがって、便が通過することで腫瘍部分に触れて、その圧迫や摩擦刺激で簡単に血管が破壊されてしまうのです。

 

これが下血や血便の原因です。

 

また、通常、黒っぽい血の混ざった便の場合は、大腸の手前(すなわち、胃や小腸などの上部の消化器官のこと)か、大腸の手前の盲腸から結腸の始まり部分での出血が原因です。

 

出血して時間が経過して、血液が黒っぽく変色したのです。

 

一般的には、黒色便は、正常な健康体の身体では起こることのない現象です。

 

消化管の変調を知らせる決定的なサインとなります。

 

問題は、鮮血に近い下血や便に血が混じる場合です。

 

これが、痔によく間違われるようです。

 

排便時の痛みに伴う下血であれば、痔にもよると考えられるでしょうが、大腸がんや大腸内のポリープの原因による場合は、あまり痛みが伴わないケースが多くなります。

 

ここらあたりが、単なる痔との違いといえるでしょうか。

 

専門病院での、精密検査が必要でしょう。

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